Port Forwarding
ローカルコンピュータの特定のポートに送られてきたデータを、別に用意した通信経路を用いてリモートコンピュータの特定ポートに送信すること。通信経路を暗号化してセキュリティを高める用途に用いられることが多いため、ほとんどの場合はssh等の暗号化技術が併用される。ポートフォワーディングが行われている最中は逆方向の通信も可能。ローカルネットワークからの接続しか許可していないサーバに対して、いったん目的のサーバと同じネットワークにあるコンピュータにログインし、内部ネットワークからの通信としてサーバに接続を要求するという形を取っている。目的のサーバが外部ネットワークからの接続を認めている場合も、相手ネットワークまでの通信経路を暗号化することで安全性の高い通信が可能になる。
これを用いて学外からtwinsやメールサーバへのアクセスが可能となる。学外のWindowsコンピュータからネットワークを利用したtwinsへのアクセスの手順を紹介する。

まず、学内のコンピュータにログインするためのターミナルをインストールする。ここではTera TermというMS-Windows 用のフリーソフトウェアのターミナルエミュレーターを用いる。http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/にアクセスしダウンロード (ttermp23.zip; 943,376 bytes) からzip形式で圧縮されたTERATERMをダウンロードする。次にこれをhttp://download.forest.impress.co.jp/pub/win/l/lhasa/lhasa019.exe等を用いて解凍し、その中のsetup.exeを実行する。

次にTera TermにSecure SHellによるログイン、つまりssh暗号でのログインができるようにpatchする。http://www.sakurachan.org/soft/teraterm-j/ttssh/files/japanese/ttssh15414j-build153.zipここよりダウンロードし解凍すると、フォルダ内にいくつかのファイルができるのでそれらをTera Termをインストールしたフォルダに移動する。Tera Termのインストール時に設定を変えていない場合は恐らくc:\Program Files\TTERMPRO\になっているのでここに上書きする。この時のttssh.exeがsshでのログインの実行ファイルになるのでデスクトップにでもショートカットを作っておくと便利だ。

以上は一度設定したら二度目以降は行う必要はない。

次にTTSSHを実行すると以下のような画面が表示される。

ここで接続先のHOSTを入力し、SSHへチェックを入れる必要がある。SSHへチェックを入れるとTCPportは22になる。HOSTはs〜のユーザー名でログインする教育用計算機はicho.ipe.tsukuba.ac.jpとなる。工学システム学類開設のサーバはsolar1.edu.esys.tsukuba.ac.jpとなる。OKをクリックすると注意の後以下の画面が表示される。

ここでユーザー名とパスワードを入力する。教育用計算機の場合には恐らくs012345といったユーザー名になっている。ログインに成功すると以下の画面のように$が表示される。


次にTeraTerm上でPortForwardingの設定を行う。ログインに成功したらSetupメニューのSSH Forwarding...を選択すると、以下の画面が表示される。

Port Forwardingの設定をしていない場合空欄になっているのでADDする必要がある。ADDをクリックすると以下の画面が表示される。

使用しているコンピュータのhttpsである443を443ポートを用いてtwins.tsukuba.ac.jpへ渡すため、Forward local portは443、to remort machineはtwins.tsukuba.ac.jp、portは443と設定しOKをクリックする。メール送信も行う場合にはSMTPの25番ポートも設定する。これで設定は終了なのでOKをクリックし、$の表示されるターミナル画面のSetupメニューからSave setup...を選択し、デフォルトのTERATERMに保存するとポートの設定は次回以降行わなくてよい。

次にTera Termは起動したままInternet Explorer等のwebブラウザを起動し、https://localhost/ へアクセスする。そのままリンクをクリックするとlocalhostがtwins.tsukuba.ac.jpになってしまうので学群の場合にはhttps://localhost/tbu/campus 大学院の場合には https://localhost/tbu-g/campus とアドレスを直接入力するとその後は学内と同じように使用できる。ウェブブラウザを終了した後にTera Termを終了する。メール送信の場合には送信サーバをlocalhostに設定する必要がある。